以前に後、審査中にご依頼者がお亡くなりになられた方のことをここでお伝えしましたが、ようやく結果が届きました。
ご遺族のもとへ。
2級だった。
こちら側の主張が認められ少し安堵したが、複雑な気持ちでいます。
あまりにも時間がかかりすぎた。
もうご本人さまはいない…一度ご自身で家族の協力のもと請求をされ不支給の通知がきて、お困りのところ自分に依頼のお話をいただいた。
審査機関より詳細の内容を問う照会が2度ありここまでくるのに1年半あまり。
何とも言いようがない。
まだ最後にかかった入院代も払われていないとききました。長きにわたる治療や入院でほんとうにお金に困っているときに、何の手立てもなく途方に暮れたとのこと。
本来、障害年金はそんな時に活きたお金をつかうためのものだと思います。
しかしご生存のあいだは叶わず、請求後存命だった間の数カ月分がご家族に届く現実。
ただこれもまだまだ先になる。
その後、後に手続きした遺族年金のほうが先に支払われることや障害年金の数か月分しか届けらなかったことにやるせなさが募る。
請求後結果を待つあいだ、こちらでは何もコントロールできるものではないことは、十分に分かっているつもりです。
それでも自分自身に腹がたってしまう。
最善を尽くした結果だと思っていますがもっとやり方が、すすめ方があったのではと思う気持ちもあります。
ただ、ご依頼者やそのご家族のためにも失礼なので、後悔だけは絶対したくないです。
ご家族の感謝のお言葉がせめてもの救いとなっています。
いろんな意味で自分にとって大きな、忘れることのできない出逢いとお別れになりました。