つい先日ある出逢いがきっかけで、3月よりご支援させていただいた方の障害年金の裁定請求が終わりました。

初めて病院へ行って診察を受けた日(初診日)の特定が難関でありました。

初診日が10数年以上も前で、当初よりご本人の記憶もあいまいで証拠となるようなものもなく調査に時間を要したのですが、病院へカルテ開示の請求を行い、膨大な資料の中から初めて病院へ行ったときの日付と病院が特定できました。

途中、断念なされたこともありました。連絡がつかないときもありました。

そんなこともあって、6か月の長きにわたり、いろんな方の協力をいただき請求することができました。その間、ご本人は過去をふり返り、つらかった日々など様々なことを思い起こされたことと思います。

心情を察するにあまりあります。

結果はこれからですが、あきらめなくてほんとうに良かったと思います。

ご依頼を受けて請求するまで、2~3か月で請求できたこともありましたが、今回のように6か月いやそれ以上の時間を要することもあります。

確かにスピードも大事ですが、お一人お一人がすごされてきた人生が違うように、請求のやり方も人それぞれで変わってきますので、ご意向を伺って、その方にあったやり方を一番に考え、臨まなくてはなりません。

これからも最後まで全力でサポートすることはもちろんのこと、ご依頼者の気持ちに寄り添っていきたいと思います。

それほど、「障害」とはとても重いものだと思っています。

ご依頼者へよい知らせが届くことを心から願い、これからの生活が幸せなものとなりますようお祈りしています。