突然のことでした。

去年、障害年金の請求をしたご依頼者の奥さまより「先ほど主人が亡くなりました」とのご連絡がありました。

頭が真っ白です。

年が明けてから体調が悪くなったことを知り、一進一退の状態が続いていましたが最近は症状も安定していると伺っていましたので安心しきっていました。

しかし残念ながらきょう未明に容態が急変し、そのまま安らかに逝かれたとのことでした。

まだ障害年金の請求の結果は出ていません。

それどころか請求をして3か月を過ぎようかという頃に、提出した診断書の内容の詳細を求める照会がやってきました。

現在はその照会の内容の回答を病院へ求めているところです。

以前よりご依頼者の代わりに、奥さまが一人で仕事をしながら懸命に支えてこられてきました。

ご依頼者もずっと現在おかれている状況と奥さまや家庭のことを気になされ、少しでも経済的な負担が軽くなればとの思いでいらっしゃいました。

それだけに早く障害年金をお届けできるように動いておりましたが、存命中には願いが叶わず、悔しいです。

悲しいです。

まだ請求の可否はでていませんが、奥さまからは何度も感謝の意を伝えられていますが、一番身近で支えてこられてきましたのでお気持ちを察するにあまりあります。

このような仕事をしているとこういうことにも向き合う覚悟がいることを感じずにいられません。

心乱れていますが、最後のお別れをしてきます。